遊びを中心とした保育

遊びを中心にした保育

遊びを中心とした保育 遊びを中心とした保育 遊びを中心とした保育 遊びを中心とした保育

子どもにとって遊びとは、生きる力の基礎を築くものです。

どこで誰と遊ぶか、遊びに必要なものは何か、どのようなものを取り込むか等、豊かな遊びの中で子どもは多くの自己決定の機会に出会い、実現する喜びを味わいます。これは、まさに「生きる力」を身に付けていくプロセスと言えます。

家庭から離れ、初めて幼稚園という集団の場に身を置く子どもたち。初めは緊張や不安から、泣くことや登園を嫌がることもあります。しかし、次第に安心できる場であることを感じると、自ら興味のあるものに近づいていき、遊びを始めます。そして少しずつ身近な環境にかかわるようになり、遊びを生み出し、次第に夢中になっていきます。

本園では、自由な遊びの時間を「わくわくタイム」と呼んでいます。このわくわくタイムの中で子どもたちは自ら心を動かし、体を動かし、知恵を働かせ、人や物、自然とかかわって遊びます。

ただ単に、自由な時間の中で自由に遊ぶ、ということでは足りません。保育者の適切な援助が重要となります。私たち保育者は、子どもたちがどんなことに興味を持ち、遊びのどの部分に楽しさを感じているのかを読み取ります。そして、子どもたちに必要なあらゆる経験を積み重ねていけるように、意図的に計画的に環境を整えていきます。そして、時に保育者も仲間の一員となり子どもと共に思いきり遊びます。外側からただ見守るだけではつかみきれない子どもの心の内や人間関係、問題点、楽しさなどたくさんのことがわかり、子どもの理解を深め次の援助へとつなげています。また、子どもたちとの信頼関係が深まります。

さて、子どもたちに必要な経験とはどんなことでしょう? それは・・・

  • 周囲の大人から愛されている経験
  • 心身ともに自由にモノや人にかかわる経験
  • 心を揺り動かされる直接体験に出会える経験
  • 自分の思いを表現することの喜びを味わう経験
  • 他者とのかかわりを通して人とかかわる喜びを味わう経験

子どもは、遊びの中でこれらの経験を積み重ね、三年間で仲間と協同して遊びを展開するようになるのです。

これらの経験は、卒園後に続く学習の基礎にもなっていきます。

自由な自発的遊びのほかに、集団での一斉活動や課題に取り組むことも子どもには必要な大切な経験となりますので、年間を通して計画的にバランスよく行っています。クラスで、または学年で、時には園全体で取り組む活動や行事があります。それらの活動においても子どもたちが意欲的に参加できるよう準備し、楽しさ、喜び、友だちとのつながり、達成感、充実感、などが感じられる内容を吟味しています。

子どもたちの毎日は、同じ日は一日もありません。そして一人ひとりの子どもも皆違います。思いや興味が違えば、成長の速さも、得手不得手もみんな違います。その中で子どもたちは互いに刺激し合い、影響し合って生活しています。嬉しいこともあれば悲しいこともあります。楽しくて笑いが止まらないこともあれば、悔しくて涙を流すこともあります。気持ちが通い合う喜びを感じることもあれば、気持ちの行き違いからけんかになることもあります。良いことばかりではなく、一見マイナスに思えることもすべて子どもたちを豊かにたくましく大きくしてくれます。

三年間の遊びの歩みは、子どもたちの長い人生の大切な根っこになると信じています。

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